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ムック改訂の主軸!22年新卒に激動の社会人2年間をインタビュー

こんにちは!24年新卒の林田ありさです。

先日のSpring Partyの記事はご覧いただけましたでしょうか?社内の和気藹々とした雰囲気をダイレクトにお届けしていますのでぜひご一読ください!🌸

さて、今回は、先週の「【社員のリアルがまるわかり!】メディアが制作する"自社紹介冊子"のヒストリーを公開!」の記事の最後に紹介いたしました、弊社22年新卒の皆川睦美さんのヒストリーをご紹介いたします!

改めて、皆川睦美さんは、2022年入社で新卒一期生。

大学2年生の頃、弊社Forbes JAPAN Web編集長・谷本有香の講義を聴き、「この方についていきたい」という気持ちで講義アシスタントと、弊社イベントの手伝いをするように。その後、弊社インターンとしてジョイン。



当時、谷本が学生の目線に合わせて話す姿を見て憧れ、「なんとしてでも食らいつきたい」という一心でアシスタントになるべく行動に移したそうです。また、弊社にOG訪問した際に、インターンの先輩が社会人のようなキラキラとした眼差しと積極的な姿勢に刺激を受けたとのこと。何より「インターン生」という垣根を越えて、社員かのような大きなチャンスを得ている姿を見てこの場所で挑戦したいと決心したといいます。

インターンとして2年半の間、ビジネスデザイン部のアシスタントとして、営業のリサーチや資料作成などの手伝い、イベントの受付など、社会人の仕事を実際に目の当たりにして、紆余曲折を経ながら成長。同時に、来客対応やオフィス運営などの日々の業務でとにかくコミニュケーションを取りまくり、「社内で皆川さんを知らない人はいない」と言われるまで存在感を高めてきました(人事談)。

また、当時は就職活動も並行しており、様々な業界から内定をもらいながらも、自分との見つめ直しを経てこの会社に入社することを決断したとのことです。

女子大出身で、大学時代はアルバイトを複数経験。短期留学にも行っていたそうです。大学入学前の進路検討タイミングでは、エアライン業界を志望していたが、在学中のインターンシップの経験やコロナ禍で採用がなくなってしまったため急な路線変更をしたのだそうです。

新卒入社前後の流れ

新卒入社までにジョブローテーションでビジネスデザイン部、コーポレート部門、OCEANS編集部など、複数の部署を経験し、4月1日でブランドスタジオに本配属。

※ブランドスタジオとは?

タイアップコンテンツの制作を担うチーム。誌面のタイアップ、ブランドボイス(Webのタイアップ記事)、カスタムパブリッシングなど、活字に関わるあらゆるクライアント制作案件を制作しています。皆川さんも22年7月から「アカウントディレクター」として、カメラマン、ライターさんをディレクションする役割を担っていて、配属以降3冊ものムック制作を手掛けられました。


入社わずか2ヶ月弱で初めてアシスタントとして書籍制作に携わり、人生で初めて本1冊を作る過程を経験。取材セッティング、スケジュール、用紙の選定に至るまで、決めるべきこと・責任を持つことが大量にあり、デザイナー、DTP(※印刷物をパソコン上で作成することや、作成した印刷データを出力するまでの工程)、校閲、印刷会社などステークホルダーの多い世界に衝撃を受けたそうです。

関わる人の多さに比例してやるべきことも多く、情報過多になっていたそうです。校了直近の期間は非常に忙しく、他のチームにも支えられながら弊社のバリューでもある”help each other”を痛感し、忘れられない1冊目になったとおっしゃっていました。


皆川さんの印象

・彼女は、入社前からインターンとしてもエースとして活躍してくれていました。正社員でないながらも積極的に「自分にできることがないか」という姿勢で動いてくれていたため、入社してくれると聞いた日はとても嬉しかったことを覚えています。

正社員になってからは、自身のチームに配属となり、壁にぶつかる瞬間も見てきましたが、それは通常の新卒以上のタスクにもチャレンジしてくれているから。現在進行形で成長している皆川さんが、今後会社を引っ張ってくれる存在になることを信じてやまないです。(執行役員より)

・物怖じせず、根気強くクライアントや社外のパートナーとの折衝を繰り返し、自ら進んで仕事に取り組む姿には、インターン生の頃から入社した今も頼もしく思っています。また、困っている人がいたら放っておけない皆川さんの性格に助けられているメンバーも多いことでしょう。これからも、明るく楽しみながら仕事に取り組み、チームに刺激と活力を与えてくれることを期待しています!(先輩社員より)

・皆川さんには、インターンとして2年近くお世話になっています。私の入社時はまだリモートが主流で、当初はコミュニケーションに苦労していました。そんな中でも、働きやすいよう優しく丁寧に接してくださったのが皆川さんでした。

以前、悩みを相談した際には、ご自身の話を交えながら親身に話を聞いてくださいました。同時に、インターン時代からも変わらない、皆川さんの視座の高さと行動力に、とても刺激を受けました。優しくも、恐れずチャレンジするその背中をこれからも追い続けたい、皆川さんはそんな憧れの先輩です。(後輩インターンより)

入社当時から現在を振り返って


皆川さん「入社して2年と1ヶ月。正直、楽しいや嬉しいと感じる隙は10%ほどで、他の90%は『粘り強く踏ん張った』という言葉が相応しいかもしれない。それは決してネガティブではありません。会社がレールを引いてくれて、社会人として通るべき道を歩ませていただき、成長痛を感じられている今はとても恵まれたことだと思っております。何より、これらの経験を与えていただける環境があることへの感謝しかないです。

目先の障壁に対しては、なぜトラブルが起きているのかを根本から見つめて、両者にとってハッピーな折衷案を考えられるように意識しているつもりだけれど、苦しくて悔しくて時間があっという間に感じる1日もあります。何がともあれ、プロジェクトを完遂した暁には、『楽しかった』の一言に尽きる。過去には、クライアントさんに打ち上げを開催していただいたことも本当に嬉しかった思い出です。入社前も今も変わらず、上長や社内のあらゆる方々には支えていただいており、いつでも優しく声をかけていただきアドバイスをくださいます。悔しくて涙することも、仲間とぶつかることもあった。でも手を抜かず、目の前のことに忠実に着実に取り組む姿勢が必要。逃げ出さない!という気持ちで突っ走ってきた。


そう熱弁されました。大変なことは事実ですが、その大変さがあったからこそ、熱意を奮い立たせて成果に繋げられるようになった、経験こそが学びだとおっしゃっていました。



また、他の会社に入社したインターンの同期や、大学のメンバーに会うと「目まぐるしそうだけど、いいなあ」と言われることが多いそうです。何でも挑戦させてもらえる環境を皆川さん自身も財産だと感じられていて、「1年目はサポートで2年目は独り立ち」と上長に言われていたにも関わらず、そのスピードに飽き足らず3ヶ月目に「案件をやらせてください」と直談判!お客様のフロントに立つ実践に入ったそうです。


このお話を聞いて、自分に置き換えて想像してみようとしましたが、なかなか想像し難いものでした。3年目にして最前線で活躍している背景には、こんなヒストリーがあったのかと思うと、もっと頑張らなければと改めて実感しました。

表紙に映っていた自分が表紙を作る側に

リンクタイズグループムックの初回プロジェクトは2021年、皆川さんのインターン中に立ち上がりました。通常、企業ブランディングムックはクライアントに提案する商材ですが、この時は社内案件、つまり自社が発注者。皆川さんはコーポレート所属インターンとして企画や取材のサポートをしつつ、なんと初代の表紙にも登場!

2023年のVer.2では新卒としてインタビューを受ける側でしたが、入社2年目、Ver.3で初めて"制作"する側に。制作側として、会社の新しい事業の意義や方針を再認識するきっかけになった上、コロナ禍を経て社内にリモートワークが多くなった分、撮影や取材で顔を合わせてコミュニケーションを取ることで新たに聞けた話がたくさんあったといいます。




ムック内、社員を対象としたアンケート企画「数字で見るリンクタイズグループ」(第1弾記事にてプチ紹介してます)では、会社の5つのValueのうち、どれを体感していますか?という問いに対する回答を掲載しました。5つのバリューがある中でそれぞれ体感している社員がほぼ均等になっていて、(Ver.1発行当時はHelp Each Otherが最多でした!)会社や働く仲間に対するリスペクトのある方が多いことを実感して感動したのだとか。初心に返ったと皆川さんはおっしゃっていました。


ブランドスタジオのお仕事

案件は1人につき約15件ほどを並行して担当しているそうです。その忙しない仕事量の中で、皆川さんが大切にしていることを教えてくださいました。

・ご担当者の方との密なコミュニケーション(テキストだけでなく電話での会話コミュニケーションも時折)

・Forbesを信頼してお任せいただいている以上、プロとして記事公開(納品後)のフィードバックまで責任を持つ

・時間の使い方や工夫の仕方を考える

・ありとあらゆるツールや人の真似、実戦と失敗の繰り返し

綺麗事ではなく、しっかり経験してきたからこそ言える言葉だと感じ、心に留めておこうと思いました。

また、難しいポイントとして、タスク管理とクリエイティブ、言うなれば左脳と右脳の使い分けが求められると言います。創造的なアイディアを考えながらも、他方の案件では完成前に少しでも小さな見落としがないかを徹底してチェックする作業。

かなり神経を使い、今も頭を抱えているそうですが、これを毎日繰り返していると、ふと振り返ると自分のキャパシティが広がったのかも…?と思う瞬間があるとおっしゃっていました。


限界突破し続けるには、忍耐強さと、いろんな知識の吸収が不可欠。また、「人に頼ること」もスキルとして強化するべきだと言います。イベントや動画制作、記事作成などで部署を超えた複合案件も増えてきて、たくさんの方の協力の下で仕事は進んでいきます。抱え込まずに相談し、1人ではできないことを成し遂げるマインドは何より重要で、1つの相談に対し倍以上の回答が返ってくるのはとてもありがたいし、距離の近い関係性があるからこそだとおっしゃっていました。


今後の皆川さんの目標

・目の前のことを知るというインプットのフェーズから抜け出し、アウトプットを行い、キャパを増やす。

→目の前の仕事をこなすだけではなく効率化が求められるそうです。場数を踏むことはゴールではなくはじめの一歩。

・初心を忘れず。ダブルチェックなどもオーナーシップ、主体性をもってやっていきたい。

・精度を高めたい。自分の専門性を身につけて会社に貢献したい!

・物事を俯瞰して見れるようになりたい。

・会社に還元していきたい。

→入社式当日に「皆川さんの感じたことを会社へフィードバックしてほしい。それが新卒の使命であり、会社の財産となる。」と社長から言っていただきました。このことを忘れたくないし、そういう仲間が増えて欲しい。



皆川さんにはお仕事のことから将来の目標まで幅広く話していただきました。

実は、林田自身、皆川さんとは2次面接の前日にお話をする機会があったのですが、その際の第一印象は「何事も真剣に考えて行動する努力家」でした。

当時も、お仕事での苦労から打開策まで飾らずに答えてくださり、こういう社会人になりたいと強く感じたことを今でも覚えています。皆川さんとのお話がなければ、この会社を「弊社」と言えていなかったかもしれません。

次回第3弾は、皆川さんのお話を聞いて、林田自身がどんな未来予想図を描いているかを率直にお送りします。





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